通常のセラミック治療との違い

• 通常のセラミック治療2デイトリートメント

  1日目虫歯の除去から仮の蓋まで
  （所要時間：30分程度）

  1. ①麻酔
  2. ②虫歯の除去
  3. ③神経に近い深い虫歯であれば材料で補強
  4. ④型取り（口腔内スキャナーで3Dスキャン）
  5. ⑤仮の蓋をしてその日は終了

  次に来院されるまでに院内の技工士がセラミックを設計し作ります。

  ２日目作成した詰め物・被せ物の装着と研磨
  （所要時間：30分〜45分程度）

  1. ①麻酔
  2. ②仮の蓋を外す
  3. ③汚れ（細菌）を清掃
  4. ④セラミック装着
  5. ⑤噛み合わせの確認と研磨をして終了

• セレックシステムを使った治療1デイトリートメント

  虫歯治療から詰め物・被せ物の装着まで最短1日で完了
  （所要時間：1時間〜1時間30分）

  1. ①麻酔
  2. ②虫歯の除去
  3. ③型取り（口腔内スキャナーで3Dスキャン）

     
  4. ④その場でセラミックの設計と削り出し

     
  5. ⑤セラミックの装着

     
  6. ⑥噛み合わせの確認と研磨をして終了

  1回のご来院で治療が完了します。

1デイトリートメントの良いところ

• Point 1来院回数を減らせる

  セラミック治療が1日で完了できるので、来院回数を減らすことができます。

• Point 2麻酔も1回でOK

  一回の治療で完了できるので、麻酔も1回だけで済みます。

• Point 3神経を取らずにすむ

  通常だと神経を取らないといけない深い虫歯でも、残せる可能性が大幅に上がります。

• Point 4細菌感染を防ぐ

  セラミック治療が1日で完了できるので、来院回数を減らすことができます。

• Point 5仮のフタが不要

  仮のフタをつけての生活が不要なため、途中で外れたり歯が欠けるリスクがありません。

「一般的なセラミック」と「セレックのセラミック」の違い

• 一般的なセラミック

  一般的なセラミックの補綴物は、取った型に溶かしたセラミックを流し込んで成形します。そのため、セラミックに気泡が入ってしまう場合があります。セラミックの中に隙間（空間）ができてしまうことで強度が均一にならず割れやすくなってしまいます。

• セレックシステムのセラミック

  セレックで使用するセラミックは、強度の均一なセラミックの塊（セラブロック）を削り出して成形します。そのため、気泡が入らず均一な強度を保つことができます。

一般的なセラミックは平均8〜10年ほどで寿命が来てしまうのですが、セレックシステムのセラミックは15年後は94％、25年後は90％の確率で生存しているというデータもあります。

（参考：Dentsply Sirona デンツプライシロナ）

1デイトリートメントの治療費用

セレックシステムによるセラミック治療のリスク・副作用

• 治療中に出血する場合があります。
• 土台となる歯を削る必要があります。（どのくらい削るかは補綴物の材質や、個人によって異なります。）
• 歯の状態によっては神経の治療が必要となる場合があります。
• 自然歯よりも強度が高いため、噛み合わせの自然歯が傷ついたり痛めたりする場合があります。
• 口腔内の環境や虫歯の状態によっては、治療を適用できない場合があります。
• 口腔内の環境や虫歯の状態によっては、1日で治療が終わらない場合があります。
• 既存のセラミックブロックを削って作成するため、天然歯と色が合わない場合があります。
• 一般的なセラミックより強度は高いですが、強い力がかかると欠けたり壊れたりする場合があります。